法隆寺・姫路城・屋久島・白神山地から、27件へ
1972年、ユネスコで世界遺産条約が採択されました。日本が条約を結んだのは20年後の1992年。翌1993年に、文化遺産の法隆寺地域の仏教建造物と姫路城、自然遺産の屋久島と白神山地の4件が、日本で初めて登録されました。
文化遺産には、人の暮らしや祈りを伝える場所が多く並びます。白川郷・五箇山の合掌造り集落では、荻町・相倉・菅沼の3つの村に、急な茅葺き屋根の大きな家が残ります。どの村も、養蚕を暮らしの支えにしてきました。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、17世紀から19世紀の禁教の時代に、ひそかに信仰を受け継いだ人々の集落などからなります。石見銀山、富岡製糸場、明治日本の産業革命遺産、佐渡島の金山のように、鉱山や工場の歴史を伝える登録もあります。
富士山は、自然遺産ではなく文化遺産です。人々が拝みに登り、絵や詩にも繰り返し描かれてきた山として、登山道や山頂の社、ふもとの浅間神社など25の構成資産で2013年に登録されました。
1か所で1件のものもあれば、8つの県にまたがる1件もあります。
自然遺産は5件。屋久島と白神山地(1993年)、知床(2005年)、小笠原諸島(2011年)、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(2021年)です。
一件の大きさもさまざまです。原爆ドームや姫路城のように1か所で1件のものもあれば、百舌鳥・古市古墳群は45、富士山は25の構成資産からなり、明治日本の産業革命遺産の23の構成資産は8つの県に散らばっています。
一覧は登録の順に番号を振り、年代ごとに区切りました。



























