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西国三十三所 札所一覧

33か所7府県総距離 約 1,000km

草創から1300年。多くの人が観音さまを訪ねて歩いてきた、33か所の巡礼路です。

和歌山の那智山から岐阜の谷汲山まで、2府5県に点在する33の観音霊場を巡る巡礼です。道のりはおよそ1,000km。養老2年(718)に始まったと伝わり、西国三十三所札所会は「日本最古の観音巡礼」としています。

札所の3分の1は京都に集まり、清水寺や石山寺、長谷寺も札所に数えられます。2019年には「1300年つづく日本の終活の旅〜西国三十三所観音巡礼〜」として日本遺産に認定されました。33か所を参り終えることを「満願(まんがん)」と言います。

お参りした日を、札所ごとに

TabiQuest は、訪ねた場所でスタンプを押して旅を残すアプリです。札所でスタンプを押すと、お参りした日付とともに、アプリの名所リスト「西国三十三所」に一か所ずつそろっていきます。何年かけて巡っても、どの札所にいつ参ったかを順に振り返れます。前にお参りした札所も、撮った場所と日時が残る写真からスタンプにできます。

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  1. 一和歌山・南大阪和歌山県・大阪府1〜55か所
  2. 二奈良奈良県6〜94か所
  3. 三京都南・滋賀南京都府・滋賀県10〜2112か所
  4. 四北大阪・兵庫大阪府・兵庫県22〜276か所
  5. 五京都北・滋賀北・岐阜京都府・滋賀県・岐阜県28〜336か所
一

和歌山・南大阪和歌山県・大阪府

第1番〜第5番・5か所。熊野三山の一つ、那智山の青岸渡寺(第1番)から始まります。第4番 施福寺は、西国で最大の難所といわれる札所です。

番写真札所(山号・寺号)府県本尊・宗派・ほかの呼び名
第1番那智山青岸渡寺(せいがんとじ)和歌山県東牟婁郡那智勝浦町本尊 如意輪観世音菩薩天台宗
第2番紀三井山紀三井寺(きみいでら)和歌山県和歌山市本尊 十一面観世音菩薩救世観音宗金剛宝寺
第3番風猛山粉河寺(こかわでら)和歌山県紀の川市本尊 千手千眼観世音菩薩粉河観音宗
第4番槇尾山施福寺(せふくじ)大阪府和泉市本尊 十一面千手千眼観世音菩薩天台宗槇尾寺
第5番紫雲山葛井寺(ふじいでら)大阪府藤井寺市本尊 十一面千手千眼観世音菩薩真言宗御室派
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二

奈良奈良県

第6番〜第9番・4か所。飛鳥の岡寺(第7番)、徳道上人が開いた長谷寺(第8番)、世界遺産の興福寺にある南円堂(第9番)などが並びます。

番写真札所(山号・寺号)府県本尊・宗派・ほかの呼び名
第6番壷阪山南法華寺(みなみほっけじ)奈良県高市郡高取町本尊 十一面千手千眼観世音菩薩真言宗壷阪寺
第7番東光山岡寺(おかでら)奈良県高市郡明日香村本尊 如意輪観世音菩薩真言宗豊山派龍蓋寺
第8番豊山長谷寺(はせでら)奈良県桜井市本尊 十一面観世音菩薩真言宗豊山派
第9番興福寺(こうふくじ)奈良県奈良市本尊 不空羂索観世音菩薩法相宗南円堂
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三

京都南・滋賀南京都府・滋賀県

第10番〜第21番・12か所。札所がいちばん多いエリアです。石山寺(第13番)、三井寺の名で知られる園城寺(第14番)、清水寺(第16番)、京都の町なかの六角堂(第18番)と革堂(第19番)が続きます。

番写真札所(山号・寺号)府県本尊・宗派・ほかの呼び名
第10番明星山三室戸寺(みむろとじ)京都府宇治市本尊 千手観世音菩薩本山修験宗
第11番深雪山醍醐寺(だいごじ)京都府京都市伏見区本尊 准胝観世音菩薩真言宗醍醐派上醍醐 准胝堂
第12番岩間山正法寺(しょうほうじ)滋賀県大津市本尊 千手観世音菩薩真言宗醍醐派岩間寺
第13番石光山石山寺(いしやまでら)滋賀県大津市本尊 如意輪観世音菩薩東寺真言宗
第14番長等山園城寺(おんじょうじ)滋賀県大津市本尊 如意輪観世音菩薩天台寺門宗三井寺
第15番新那智山今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)京都府京都市東山区本尊 十一面観世音菩薩真言宗泉涌寺派観音寺
第16番音羽山清水寺(きよみずでら)京都府京都市東山区本尊 十一面千手千眼観世音菩薩北法相宗
第17番補陀洛山六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)京都府京都市東山区本尊 十一面観世音菩薩真言宗智山派
第18番紫雲山頂法寺(ちょうほうじ)京都府京都市中京区本尊 如意輪観世音菩薩天台系単立六角堂
第19番霊麀山行願寺(ぎょうがんじ)京都府京都市中京区本尊 千手観世音菩薩天台宗革堂
第20番西山善峯寺(よしみねでら)京都府京都市西京区本尊 千手観世音菩薩天台宗単立
第21番菩提山穴太寺(あなおじ)京都府亀岡市本尊 聖観世音菩薩天台宗
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四

北大阪・兵庫大阪府・兵庫県

第22番〜第27番・6か所。徳道上人の宝印が納められたと伝わる中山寺(第24番)や、33か所でいちばん西にある書寫山の圓教寺(第27番)があります。

番写真札所(山号・寺号)府県本尊・宗派・ほかの呼び名
第22番補陀洛山総持寺(そうじじ)大阪府茨木市本尊 千手観世音菩薩高野山真言宗
第23番応頂山勝尾寺(かつおうじ)大阪府箕面市本尊 十一面千手観世音菩薩真言宗
第24番紫雲山中山寺(なかやまでら)兵庫県宝塚市本尊 十一面観世音菩薩真言宗中山寺派
第25番御嶽山清水寺(きよみずでら)兵庫県加東市本尊 十一面千手観世音菩薩天台宗播州清水寺
第26番法華山一乗寺(いちじょうじ)兵庫県加西市本尊 聖観世音菩薩天台宗
第27番書寫山圓教寺(えんぎょうじ)兵庫県姫路市本尊 六臂如意輪観世音菩薩天台宗
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五

京都北・滋賀北・岐阜京都府・滋賀県・岐阜県

第28番〜第33番・6か所。天橋立に近い成相寺(第28番)、琵琶湖に浮かぶ竹生島の宝厳寺(第30番)を経て、いちばん東の岐阜県にある谷汲山 華厳寺(第33番)で満願となります。

番写真札所(山号・寺号)府県本尊・宗派・ほかの呼び名
第28番成相山成相寺(なりあいじ)京都府宮津市本尊 聖観世音菩薩橋立真言宗
第29番青葉山松尾寺(まつのおでら)京都府舞鶴市本尊 馬頭観世音菩薩真言宗醍醐派
第30番宝厳寺(ほうごんじ)滋賀県長浜市本尊 千手千眼観世音菩薩真言宗豊山派竹生島 宝厳寺
第31番姨綺耶山長命寺(ちょうめいじ)滋賀県近江八幡市本尊 千手十一面聖観世音菩薩三尊一体単立
第32番繖山観音正寺(かんのんしょうじ)滋賀県近江八幡市本尊 千手千眼観世音菩薩繖觀世音宗
第33番谷汲山華厳寺(けごんじ)岐阜県揖斐郡揖斐川町本尊 十一面観世音菩薩天台宗
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閻魔大王の33の宝印から始まったと伝わる巡礼

第24番の中山寺には、西国巡礼の宝印をかつて石の櫃に納めた、という言い伝えがあります。札所会によれば、始まりは養老2年(718)。長谷寺を開いた徳道上人が、重い病で生死の境にあったとき閻魔大王と会い、苦しむ人々を救う33の観音霊場を開くよう求められて、起請文と33の宝印を持ち帰ったとされます。上人は霊場の基を据えたものの、当時は巡礼が人々に根づかず、宝印は中山寺に納められました。

巡礼を立て直したのは、約270年がたってからの花山法皇です。在位2年ほどで位を譲り、19歳で法皇となった人で、比叡山、つづいて那智山で修行を積んでから観音霊場を巡り、西国の巡礼を再び興したと伝わります。

33という数は、法華経の観音経にちなみます。観音菩薩は33の姿に変わって人を救う、と説かれているためです。札所の本尊もすべて観音菩薩で、十一面観音、千手観音、如意輪観音など、姿は寺ごとに異なります。

坂東も秩父も、西国を写して開かれた霊場です。

「西国」という名は、坂東から見て西にある巡礼路だったことに由来します。その坂東の三十三観音と秩父の三十四観音は、遠くまで出かけられない人のために各地で開かれた、西国の写し霊場の代表格です。西国と合わせた3つを「日本百観音」と呼びます。都の京都に札所の3分の1があったこともあり、西国の巡礼は全国の人々のあこがれでした。

御朱印・満願・先達

御朱印
札所ごとに納経所で受ける印。徳道上人が授かった33の宝印が、その起こりといわれます
満願
33か所を参り終えること。札所会は第33番 華厳寺を「満願霊場」と記し、境内には笈摺堂や満願堂があります
先達
一度巡った人が札所会に申請できる位。先達として二度巡ると中先達、中先達として三度で大先達

一覧は番号順のまま、日本遺産「西国三十三所観音巡礼」の公式サイトのエリア分けに合わせて、5つに区切っています。

ほかの一覧

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出典と注記

  1. 番号と寺名: Wikipedia「西国三十三所」の一覧表(2026-09-24 取得)。山号・ほかの呼び名・所在地・本尊・宗派: 西国三十三所札所会の札所ごとのページ(2026-09-24 取得)。本尊は「像」や「(観音堂)」を、宗派は「総本山」「大本山」を外して載せています。
  2. よみ: Wikipedia の各寺の記事の書き出し(2026-09-24 取得)。札所会のページには、よみが載っていないためです。
  3. 出典から直したもの: 第30番 宝厳寺の所在地は、札所会のページの「東浅井郡びわ町」を、合併後のいまの市「長浜市」にしました(Wikipedia の一覧表も長浜市)。第30番の見出しで山号の位置に入る「竹生島」は島の名なので、山号の欄には入れず、ほかの呼び名に「竹生島 宝厳寺」と載せています。
  4. 第11番の上醍醐 准胝堂は、2008年8月の落雷による火災で焼けたため、いまは下醍醐の観音堂でお参りと納経を受けています(札所会の第11番のページ)。
  5. 本文: 札所会の「西国三十三所巡礼とは」・「草創1300年」・「先達会のご案内」と札所ごとのページ(第1・8・11・28・30・33番)、日本遺産「西国三十三所観音巡礼」公式サイト(日本遺産の認定・エリアの区切り・施福寺・興福寺南円堂・圓教寺)。説明の文は TabiQuest の言い換えです。
  6. 区切りは、日本遺産「西国三十三所観音巡礼」公式サイトのエリア分け(5つ)に合わせています。番号の順は崩していません。京都府の札所の数と本尊の姿は、上の表から数えたものです。
  7. Wikipedia の記事は CC BY-SA 4.0 で公開されています。このページで使っているのは番号・寺名・よみの値だけで、本文は各出典の事実をもとに TabiQuest が書き起こしました。
  8. 表紙の絵: 札所を番号順に結んだ線と県境(国土数値情報を加工・TabiQuest)。

写真

Wikimedia Commons の写真を、作者とライセンスを1枚ずつ確かめて使っています(縮小・切り抜きをしています)。作者名から写真のページへ移れます。

三十三の観音さまを訪ねた日が、スタンプと一緒に残ります。

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