天守の城から、弥生の環濠集落まで
日本100名城は、日本城郭協会の財団法人化40年を記念する事業で、文部科学省と文化庁が後援しました。推薦の受け付けは2005年の8月から10月にかけて、協会の会報とホームページを通じて。集まった推薦をもとに同年12月の選定会議で100城を選び、各城の了承を得たうえで、翌2006年の2月13日に発表しました。史料の裏づけに乏しい模擬天守をどう見るか、史跡としてどこまで保たれているか、城の移り変わりの中でどんな位置を占めるか。会議ではそうした点が話し合われました。
並ぶのは、天守の残る近世の城だけではありません。弥生時代の環濠集落の跡、吉野ヶ里。665年に築かれた大野城のような古代の山城。平安時代の終わりから鎌倉時代の初めに足利義兼が構えた、中世の館の足利氏館。戦国大名朝倉氏の一乗谷城に、琉球王国の首里城。そして1857年に江戸幕府が西洋式に築いた五稜郭まで。「城」と呼ばれるものの幅の広さが、そのまま100の顔ぶれに表れています。
スタンプラリーは2007年6月に始まりました。城ごとに置かれたスタンプを公式スタンプ帳に押して集めるもので、協会はスタンプを、城を自分の足で訪ねた記念としてたまっていくものと位置づけています。急いで数をそろえるより、時間をかけて回ってほしいというのが協会の考えです。
スタンプに期限はありません。何年かけて回っても、一城ずつ積み重なっていきます。
一覧は、協会の番号の順のまま地方ごとに区切りました。番号は北海道の根室半島チャシ跡群に始まり、沖縄の首里城で終わります。選ぶときの決まりでは、1つの都道府県から選ぶのは1城以上5城まで。長野・兵庫・愛媛の3県は、その上限の5城が選ばれています。




































































































